大阪ニュース

AIさくらさん案内役 デジタルサイネージ実証実験

2020年3月8日

 近畿日本鉄道は、人工知能(AI)を活用したデジタルサイネージを、大阪難波駅や近鉄名古屋駅など6駅に設置し、乗り換え案内や駅周辺の案内などの問い合わせに、多言語で適切に対応できるかどうか実証実験に取り組んでいる。関西の鉄道業界で初めての取り組み。4月24日まで予定している。

「AIさくらさん」が乗客の質問に答える=大阪市中央区の近鉄難波駅

 増加するインバウンド(訪日外国人客)へのスムーズな案内につなげ、外国語対応する駅員の負担を軽減するのが狙い。乗り換え案内や地図情報を提供する企業など5社と協力する。言語は英語、中国語、韓国語、日本語の4カ国語に対応する。

 大阪難波駅の改札口には、デジタルサイネージ2台を設置。近鉄の駅員の制服を着たAIのキャラクター「AIさくらさん」が、尋ねた質問に返答する。

 画面に表示される案内に従って、タッチパネルを操作する方法と、AIさくらさんと会話しながら必要な情報を得ることもできる。駅周辺の観光やグルメの情報は、設置している駅によって内容を調整している。

 近畿日本鉄道計画部の坂井優一さんは「スムーズな案内を行い、駅員の負担軽減につなげたい」と期待を寄せた。


サイト内検索