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松井市長発言に抗議 都構想住民投票で市民団体

2020年3月29日

 11月に実施が見込まれる「大阪都構想」の是非を問う住民投票に、永住者など一定の条件を満たす外国籍住民も投票できるよう求めている市民グループ「みんじゅう(みんなで住民投票!)」は27日、松井一郎市長が「日本国籍を取得してもらいたい」などと発言したことに抗議する文書を市に提出した。

大阪市の担当者(右)に文書を渡す「みんじゅう」のメンバーら=27日、市役所

 松井市長は昨年11月の定例会見で、記者から外国籍住民の投票についての考えを聞かれ、「法律で定められた住民投票をやるわけなので、そこに参加しようと思うと日本での投票権、日本国籍をぜひ取得してもらいたい」と発言。

 これに対してみんじゅうは、地方自治の本旨や国際人権都市を目指す同市の姿勢から逸脱しているとし、「軽率で不適切」と抗議している。

 会見したみんじゅうの発起人、小野潤子さん(61)は「差別の助長を懸念している。日本国籍取得は外国籍住民にとって高いハードルで、膨大な手続きと時間と金銭的負担を強いる。公式の場で同様の発言を繰り返さないことを求める」と話した。


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