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ブランド腕時計自宅で“視着” ARサービス開始

2020年4月6日

 ブランド時計の定額制レンタルサービス「カリトケ」を運営する「ななし」(大阪市北区)は、拡張現実(AR)を活用し、手首に専用バンドを巻いてアプリで読み込むと、端末の画面上では実際に時計を着用したように映し出されるサービスを始めた。40ブランド、1100種類以上を用意。腕時計のARでは日本最大規模という。新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛ムードが高まる中、「自宅で“視”着を楽しんで」と呼び掛けている。

専用のバンドとアプリで、多彩な時計を試着できるARサービス=大阪市中央区のなんばマルイ

 カリトケは、月額制で3980〜1万9800円(税別)の四つのコースを用意。コースに応じた価格帯のブランド時計を借りられる。郵送でやりとりするほか、東京と大阪のマルイ3店舗ではそれぞれ実店舗も開設。2017年のサービス開始以降、登録会員数は約2万2千人に達している。

 多くの会員はインターネット上で利用するため、実物がなくても腕の太さや服装に合うかを確認できるようにし、顧客の利便性を高めようと、今年3月からARのサービスを開始した。

 会員には、長さ約30センチの紙製バンドを順次配布。利用者は、手首に巻き、専用アプリをダウンロードしたスマートフォンで円形のマーカー部分を読み込む。すると、試着したい時計が実物大で手首上に表示される仕組みだ。

 フランクミュラーやカルティエなど、カリトケが扱う全てのブランドが対象。特定のメーカーやモデルに限定されないため、幅広く試せるのが特徴という。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛ムードになる中、自宅でおしゃれを楽しんでもらおうと、非会員も対象に専用バンドを100人分用意する企画を実施したところ、申し込み受付日の翌日には定員に達する人気ぶり。高い反響を受け、今月中にも第2弾を計画している。

 小川紀暁取締役は「腕時計をファッションとして、気軽に楽しんでもらえれば」と利用を呼び掛けている。


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