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コロナ拡大防止へ協定 府、京大iPS、京大病院ら

2020年6月13日

 大阪府は12日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に関する共同研究や検査体制の充実に向け、京都大iPS細胞研究所、京都大医学部付属病院(ともに京都市)、大阪市立大大学院医学研究科(大阪市阿倍野区)と連携協定を締結した。

協定を締結した山中所長、吉村知事、河田研究科長(左から)=12日、大阪府庁

 出席した同研究所の山中伸弥所長によると、ウイルスに感染した無症状、軽症、中等症、重症のそれぞれの人のiPS細胞から、肺などの組織をつくり感染実験を行い、同じウイルスでありながら人によってなぜ症状が違うのかを研究するという。

 ほかにも医薬品やワクチンの開発、検査体制の整備や疫学調査に取り組む。

 吉村洋文知事は「検査の量、質を高めることが重要。それぞれの強みを合わせることで、相乗効果を打ち出せる」と期待した。

 山中所長は「第1波はほぼゼロまで抑え込めたが、同じことがもう一度起きると経済が持たない。検査法の向上に貢献したい」と意気込みを口にし、同研究科の河田則文研究科長は「大阪での第2波、3波に向けた防波堤が構築できた」と語った。


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