大阪ニュース

高齢者の健康をサポート 高石など4市町広域連携

2020年7月29日

 高齢化の課題を抱える高石市や鳥取県湯梨浜町など4市町の首長が28日、大阪市内で会見し、新型コロナウイルスの影響で外出機会が減り、体力が落ちている高齢者の健康づくりに連携して取り組むと発表した。

健康づくりに向けた取り組みをPRする関係者ら=28日、大阪市内

 ほかに実施するのは福岡県飯塚市と奈良県田原本町。取り組みに協力する筑波大の久野譜也教授は、外出が減って運動不足になると免疫の低下を招くと指摘し、「正しい情報がなく高齢者がコロナを恐れて外に出ないと、かかりやすい体になる。バランスをどう社会で取るかが求められている」と説明した。

 主な取り組みは情報通信技術(ICT)を活用し、高齢者の体力や体組成データを基にしたトレーニングのメニューを提示。毎月の運動習慣の現状や改善点をまとめたリポートを届け、サポートを継続する。

 4市町は、筑波大や民間事業者で構成する共通の推進基盤を活用して展開。参加者を募って9月までに4市町で順次、スタートする。

 高石市の阪口伸六市長は「ウィズコロナの時代に、必要な取り組みが求められている」と述べ、湯梨浜町の宮脇正道町長は「町内を歩く高齢者が減っている。町民がコロナウイルスを正しく理解し、伸び伸びと生活する方向に向かいたい」と期待を寄せた。


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