大阪ニュース

福祉施設職員のPCR検査 高松の企業に業務委託

2021年1月22日

 高齢者や障害者の入居施設で、新型コロナウイルスの集団感染が発生していることを踏まえ大阪市は21日、施設の職員らに対して公費で実施するPCR検査の業務委託先が、衛生検査所を運営する「セトラボ」(高松市)に決まったと発表した。対象は大阪市内計約280施設の1万9700人。2月1日から受け付けを始める。

 市によると、2〜3月で2週間に1回程度、1人当たり計4回の定期受検を見込む。受け付けから陽性者が発生した場合の保健所への報告まで、一連の業務を委託することにしており、施設へは検査キットを配送し、回収後に結果を通知する。4月以降は感染状況を見ながら継続を判断する。

 高齢者や基礎疾患のある人が感染すると重症化するリスクが高いことから、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの職員や、調理、清掃に携わるスタッフが対象。外部に出入りする性質を踏まえ、従事者に対象を絞ることにした。

 松井一郎市長は、定例会見で「拡大リスクを減少させ、感染源とならないか不安を抱える職員の心理的負担を軽減したい」と述べた。


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