東大阪市の大阪府立中央図書館は、日本近代化の功労者として知られる実業家渋沢栄一(1840〜1931年)の関連図書を集めた展示コーナーを設けている。新1万円札の肖像や放送開始目前のNHK大河ドラマの主人公として、ひときわ脚光を浴びる人物像に利用者が大いに関心を寄せている。28日まで。
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ラックに収納している渋沢栄一の関連図書=12日、東大阪市の府立中央図書館 |
同図書館では例年、大河ドラマの放映開始時期に合わせて主人公の関連資料を紹介。今回は14日に放映が始まる「青天を衝(つ)け」にちなみ、蔵書の中から渋沢関連を約170冊を選び、1階貸出カウンター前のラックに常時約100冊を展示している。
多くの企業育成や社会公共事業、社会貢献活動に尽力しているだけに図書の分野も伝記や入門書、経済、福祉など多彩。渋沢栄一記念財団渋沢史料館(東京都)が発行した展覧会イラスト図録などもあり、硬軟織り交ぜたコーナーが注目を集めている。
調査相談課司書の森梨江さんは「自著や小説など、さまざまな図書を通じて改めて人物像に触れていただければ」と話した。展示図書の一覧は同図書館ホームページでも紹介している。月曜休館。
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