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医師常駐の老健施設入居者 優先的接種を確認

2021年3月24日

 大阪市の新型コロナウイルスワクチン接種推進本部会議が23日、市役所であり、4月中に65歳以上の約6千人が接種するスケジュールを示した。国からのワクチン供給量が限られていることから、高齢者施設のうち医師が常駐する介護老人保健施設の入居者から優先的に接種することを確認した。

 市によると、接種対象となる65歳以上は約70万人おり、このうち老健施設や特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどに入居する人は約4万3千人。

 概算では老健施設は市内に85施設あり、医師や看護師を確保する見込みのある施設の接種を優先する。副反応にも十分対応できることや、これまでにクラスター(感染者集団)が発生していることなどを考慮した。

 5月以降にワクチンの供給量は増える見通しで、6月末までに希望する高齢者、9月末までに市民全員が接種を完了することを目指す。

 松井一郎市長は、会議後記者団に「今から準備しておかないと追い付かない。態勢不足は何としても避けたい」と強調した。一般の高齢者は5月中旬以降の接種となる見通し。


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