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おうち時間、詠んで有意義に はじめての短歌 刊行

2021年5月31日

 大阪在住の歌人、高田ほのかさん監修『基礎からわかる はじめての短歌』(メイツ出版)が25日に刊行された。五・七・五・七・七のリズムで表現する短歌のルールをはじめ、“タネ”探しのポイントを解説。高田さんは「ご自分で短歌を詠むことで、コロナ禍でうっ屈した気持ちを晴らし、おうち時間を有意義に過ごしてほしい」と呼び掛けている。

「はじめての短歌」を監修した高田ほのかさん

 本書によると、季語を柱として風景や物事を詠む俳句(五・七・五)に対し、短歌の特徴は「心情や思索」。人間模様や社会風刺を題材とする川柳(同)と比較すれば、短歌のタネは「日常の中で感じたこと」になる。

 本書は、短歌の歴史とルール▽短歌をつくるコツ▽短歌の作成・推敲(すいこう)のテクニック▽短歌が楽しくなる習慣づくり−の4部構成。巻頭で、高田さんは「生きていると、つらいことも大変なこともたくさんあります。そのつらいことを、このリズムに乗せた瞬間、心がふっと軽くなることに気づくはずです」と紹介している。

 高田さんは、2003年発足の天神天満花娘初代メンバー。天神橋筋商店街の店主100人を対象にした歌集『100首の短歌で発見! 天神橋筋の店 ええとこここやで』などを手掛けている。

 昨年、新型コロナウイルス禍の日常について、高田さんは本紙で「あちらからしたらこちらがウイルス息を止めあい目で微笑(わら)いあう」などを詠んだ。


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