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オンラインで渋沢栄一語る 大阪きさらぎ会

2021年6月1日

 共同通信大阪きさらぎ会の5月例会が31日、大阪市内のホテルであり、講談師の旭堂南海氏が「講談で聞く渋沢栄一ものがたり〜コロナ時代にこそ“論語と算盤(そろばん)”が必要である〜」と題し、軽妙な語り口で時折ユーモアを交えながら演じた。様子はオンラインでライブ配信した。

軽妙な語り口で講談を披露する旭堂南海氏=31日、大阪市北区のグランヴィアホテル大阪

 日本資本主義の父ともされる渋沢栄一を主人公に、NHK大河ドラマで「青天を衝(つ)け」が放映されている中で、旭堂氏は幕末の社会情勢を解説。

 裕福な豪農に生まれた渋沢が徳川慶喜の一橋家に仕え、訪欧使節団で見聞を広めて会社組織の必要性を感じ、帰国後は静岡の経済を立て直したと紹介した。

 渋沢は明治政府との確執や、海運事業を進めた三菱の岩崎弥太郎と経営方針を巡って対立しながら、500以上の会社設立に携わったことから、「すごいと思うのは、寄付帳を作って寄付を募ったところ。もうけた金をどう使うかに渋沢の真意があると思う」と締めくくった。


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