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知財差し止め18万点 偽の「金メダル」「鬼滅」も

2021年9月11日

 大阪税関は10日、2021年上半期(1〜6月)に偽ブランド品などの知的財産侵害物品の輸入差し止め点数が昨年同期の約3倍、約18万点に上ったと発表した。偽の「東京五輪レプリカ金メダル」や、人気漫画「鬼滅の刃」グッズなどが差し止められた。

偽の「金メダル」や「鬼滅」グッズなど輸入を差し止められた知的財産侵害物品=10日、大阪市港区の大阪税関

 輸入差し止め点数は17万9134点と前年同期比の312・7%。件数も4072件で同144・6%と大幅に増えた。大阪税関では背景として中国、ベトナムから送り出された件数、点数ともに増加しており、巣ごもり需要によるインターネット通販の拡大などの点を推測している。

 品目としては五輪関係や人気キャラクターのグッズなどが差し止められたほか、点数では空間除菌剤などの医薬品が前年同期比で30・8倍、端切れなどの布製品が同62・5倍と大幅に増加した。

 大阪税関は「知的財産侵害物品については品質が保証されておらず、購入した品が安全性が確保されていない不良品のケースもある。ネットを通じて簡単に手に入る環境ではあるが、個人の安全や日本の産業競争力を守るためにも、消費者には自己防衛をお願いしたい」と呼び掛けている。


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