大阪ニュース

ものづくりの現場公開 43社参加しイベント

2021年10月19日

 中小製造業が集積する八尾市や東大阪市、堺市、門真市にある中小企業がものづくりの現場を一般公開するイベント「factorISM(ファクトリズム)−アトツギたちの文化祭−」(実行委主催)が21〜24日、開催される。職人の熟練した技術や体験会を通して、ものづくりの憧れや地域への愛着を育む。

イベント概要について会見で説明する太田実行委員長(前列中央)と実行委メンバー

 実行委員会は、中小企業の経営者や若手社員ら事業を継承する“アトツギ”で構成。昨年は新型コロナウイルス禍を受けてオンライン工場見学を実施したが、今年は43社が参加し、現場で見学やものづくり体験を行う。

 「ファクトリズム」は、工場のファクトリーと観光のツーリズムを融合して未来を作るという想い(イズム)を掛け合わせた造語。実行委員長を務める錦城護謨(ごむ)(八尾市)の太田泰造社長は「BtoB(企業間取引)の製造業の課題は、高い技術力やものづくりのプライドが一般の人たちに伝わらないこと。(イベントを通じて)ものづくりの魅力や地域の取り組みを、八尾から大阪全域、関西、そして全国に思いを広げていきたい」と思いを語る。

 工場巡りのほか、龍華西公園(八尾市)ではキッチンカーが出る「こうばdeマルシェ」を開催。近鉄八尾駅に隣接する施設「みせるばやお」でも、ものづくり体験会や端材やアウトレット品が出品される「もったいない市」が行われる。

 工場見学の内容や申し込みは「ファクトリズム」のホームページから。太田実行委員長は「旅行先を決めるイメージで行きたい工場を決めてもらいたい」と呼び掛けている。


サイト内検索