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大阪産イタリア野菜を 食イベントでPR

2021年12月19日

 ケールやフェンネル、ビーツなどの大阪市内で収穫したイタリア野菜を使った食イベント「イタリア野菜 ライブキッチン」が8日、大阪市平野区のJA大阪市本店で開かれた。地元大阪の農家らが参加し、イタリア料理店のシェフによる食材解説や調理実演を通して関心を高めていた。

イタリア野菜の調理方法を紹介する市橋シェフ

 JA大阪市は、2019年からイタリア野菜の試験栽培を本格的に実施。四天王寺大・四天王寺大短期大学部と共同で市内産トレビスを使ったリゾットを開発するなど、加工食品の商品化にも力を入れている。

 ライブキッチンでは、「イタリア食堂 ちぇるきお」(平野区平野宮町1丁目)の市橋俊明オーナーシェフ(48)が出演。フェンネルは株、茎部分をスライスしてペペロンチーノに、ビーツは栄養たっぷりのスープなどに仕上げ、「地元大阪で新鮮なイタリア野菜が手に入るのはありがたい」と話した。

 東住吉区で農業を営み、2年前からイタリア野菜も手掛けるようになった佐々木啓さん(37)は「気候、環境的に特別なことをする必要がなく、比較的育てやすい。作っている人も少ないので、付加価値も高い」と生産に意欲的。

 JA大阪市の菱井由一組合長は「大阪はイタリア料理店が非常に多く、イタリア野菜を買いたいという人も増えてきている。試験栽培で得た情報が提供できるので、どんどん挑戦してもらいたい」と期待していた。


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