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情熱的なラブソング レーモンド松屋が新曲

2021年12月24日

 五木ひろしの大ヒット曲「夜明けのブルース」を作詞作曲したことで知られる愛媛県在住のシンガー・ソングライター、レーモンド松屋(70)が新曲CDとしてラテン熱愛ソング「魅惑のラプソディー」を出した。美しい高音部とギターテクニックは依然健在で「80歳まで現役」を誓う。

ラテン調の新曲を出したレーモンド松屋=大阪市港区のラジオ大阪

 新曲は情熱的なリズムが印象的な熱愛ラブソング。冒頭のギターは70年代ネオン街をほうふつとさせる。「東京で歌手を目指していた20歳のころ、昼間はバイト、夜はキャバレーのフルバンドでボンゴをたたいていた。そのころの大人の恋模様を描いた」というから年期が入っている。

 演歌歌謡曲の世界は第七世代と呼ばれる若手が台頭。彼らが好んで歌うのはリズム歌謡と呼ばれた新御三家などの軽快な曲。若者にとっては新しくて格好のいいテンポが胸に響くのだ。これこそ、70年代のエルビス・プレスリーやザ・ビートルズを聞いて育ったレーモンドのような本格的ロックンローラーにとっては得意ジャンルとなる。

 ずっと故郷の愛媛で歌い続け「夜明けのブルース」で一気に顔が売れた。普段は黒縁眼鏡だが、ステージでサングラスを掛けエレキギターを手にするとスッと変身。彼自身が歌う「夜明けのブルース」をユーチューブで聞くと、五木の歌唱とは全く異なる世界観が鋭く伝わってくる。「もともと女性のキーでも歌えるくらいの高い声。それとギターを持ってキチンと指が動いてくれること、この二つができる内はOK。丈夫に生んでくれた親に感謝」と親指をグイッ。

 コロナ禍で10周年のさまざまなイベントが水泡に帰した。「悪いことばっかりじゃない。こんな機会がなかったら、ユーチューブをこんなに本格的には、やってなかったかも…」といたずらっぽく笑う表情は若々しかった。


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