来阪catch

大切な人と、特別な夜を

尺八、チェロ、ピアノの異色ユニット
「KOBUD O−古武道−」
2019年12月14日

24日、新歌舞伎座でコンサート

左から古川展生、妹尾武、藤原道山
尺八は「息を深く入れるから音に存在感があり、チェロと波長が合う」と和洋のコラボも楽しむ古川展生=大阪市北区の大阪日日新聞

 尺八の藤原道山、チェロの古川展生、ピアノの妹尾武によるユニット「KOBUDO−古武道−」が24日、大阪新歌舞伎座で年末恒例のコンサート「古武道忘年会『師走の協奏曲(コンチェルト)〜なにわ友あれクリスマス〜』」を開く。古川は「今年は初めてイブという特別な日。新歌舞伎座でいつもと違う夜を味わってほしい」と力を込める。

 純邦楽、クラシック、ポップスの異色ユニット。2007年の結成以来、オリジナル曲を中心に古武道サウンドを創り続けている。3人とも音大出身で、古川は桐朋学園大卒。ハンガリーのリスト音楽院に留学後東京都交響楽団首席チェロ奏者に就任し、今も在籍する。

 忙しい3人が練習や演奏会のスケジュールを合わせることは大変だが、音楽的に認め合え、仲も良く、「古武道しか弾かないオリジナル曲」を生み出す面白さゆえに活動は続いているという。「結成から12年で生まれた何十曲ものオリジナル作品は宝物。演奏すればするほど曲への思い入れも深まり、月日を経て変化するのも楽しい」

 10月には8枚目のオリジナルアルバム「HORIZON」をリリース。書き下ろしの新曲や、音楽を担当したテレビやラジオのテーマ曲など全15曲を収録した。作曲家でもある妹尾の曲に加え、ほか2人も毎回1曲は作曲することを決めているといい、今回古川が作曲したのはタイトルともなった「Horizon」。

 「8歳の息子が口ずさんでいたメロディーを基に、いつか地平線の先にある世界のどこかで息子と一緒に演奏できたらという思いを込めて書いた。前作がベスト盤で、今回は次への10年への古武道第2章という思いで制作。オリジナル作品をより広く伝えていけたら」

 「−忘年会」は新歌舞伎座では7回目。今年はゲストにミュージカルを中心に活躍する岡幸二郎を迎え、ストリングスに松本尚子クインテットを加える。

 「前半は新譜を中心としたオリジナル曲を、後半は岡さんにミュージカルナンバーを歌っていただく。最後はイブなのでクリスマスソングをみんなで一緒に。いろんなジャンルの曲を演奏するので、大切な人と一緒に楽しんでほしい」

 午後6時半開演。問い合わせは電話06(7730)2222、新歌舞伎座テレホン予約センター。



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