一人一人に寄り添った丁寧なケアを 鳥取DWATを金沢市に派遣

 鳥取県は21日、能登半島地震の被災地支援のため、介護や看護の専門職員で構成する県災害派遣福祉チーム(鳥取DWAT)を金沢市に派遣した。鳥取DWATの災害派遣は初めて。県庁で平井伸治知事がチームを激励し、関係者とともに出発を見送った。

 DWATは高齢者や障害者、乳幼児などの要配慮者をはじめとする避難者への福祉支援を担い、避難生活での二次被害や災害関連死の発生を防ぐ。県内では官民の社会福祉士や介護福祉士、保育士など約170人が登録しており、21日は第1陣の介護支援専門員や准看護師ら5人が出発した。石川県から要請を受けた金沢市内の1・5次避難所へ、2月2日まで交代で派遣を続ける。

 智頭町福祉課の社会福祉士、高垣智恵子さんは「被災者のストレスを少しでも取り除くために役立ちたい。専門性を生かし、出会った一人一人に寄り添った丁寧なケアに努める」と語り、被災地へ向かった。

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