だんだんバスに新車両 歴史、まちなかコース本格運行

 米子市内中心部を巡る市循環バス「だんだんバス」の「歴史」「まちなか」の2コースが4月1日から本格運行するのを前に、両コース専用の新車両が29日、お披露目された。地域のモチーフを取り入れたデザインで、市は年間合計約2万人の利用を見込む。

 新車両は長さ約7メートル、幅約2メートル、高さ約3メートルで、運転手を含め34人乗り。両コースのイメージカラーの緑と黄色を基調に、米子城跡や米子駅など米子の中心市街地を象徴するデザインが描かれている。

 同市角盤町1丁目のひまわり駐車場でお披露目式があり、伊木隆司市長から両コースを運行する日ノ丸自動車の小笹登米子支店長に鍵のレプリカが贈呈された。伊木市長は市民や観光客の利用を願い、「多くの人に歩いて楽しいエリアとなるよう、公共交通に磨きをかけていきたい」と話した。

 だんだんバスの新たな2コースは、乗降者が多いJR米子駅と鳥取大医学部付属病院、JU米子高島屋間の所要時間を短縮し、利便性を向上させて利用拡大につなげるのが狙い。2021年12月から実証運行を行い、4月1日から本格運行に移行する。従来のだんだんコースは引き続き日本交通と日ノ丸自動車が運行。新たな2コースは日ノ丸自動車が運行する。

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