台湾有事に備え、態勢強化を進める日米。重視するのは「沖縄・先島諸島」

訓練強化、地元住民に募る不安

  •  陸上自衛隊石垣駐屯地に展開した、米軍の対空レーダーを見つめる陸自隊員ら=2023年10月、沖縄県・石垣島
  •  記者会見する、陸上自衛隊の山根寿一(やまね・としかず)西部方面総監(右)と米海兵隊のジェームズ・ビアマン中将=2023年10月24日、沖縄県・石垣島の陸自石垣駐屯地
  •  沖縄の米軍基地と先島諸島の陸上自衛隊駐屯地
  •  沖縄本島北部の北部訓練場で「遠征前方基地作戦」の訓練をする米海兵隊員=2022年2月
  •  日本、中国、フィリピン、第1列島線

 日米両政府が、中国による台湾への軍事侵攻が発生する事態を念頭に、南西諸島で態勢強化を進めている。台湾有事が起きれば「戦闘に巻き込まれる」(防衛省幹部)との懸念があるためだ。有事に対処するための日米共...

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