坂本浩一監督「キョウリュウジャーは特別」

最先端の「キングオージャー」にも負けない、人の熱さとエネルギー

  •  映画「キングオージャーVSキョウリュウジャー」より。竜星涼演じる桐生ダイゴ<(C)2024東映ビデオ・バンダイ・東映 (C)テレビ朝日・東映AG・東映>
  •  坂本浩一監督。「どんなに映像技術が発達しても、人がつくり出す『熱さ』が持つ力は色あせないと思う」
  •  映画「キングオージャーVSキョウリュウジャー」より。キョウリュウジャーの主要キャストが勢ぞろい<(C)2024東映ビデオ・バンダイ・東映 (C)テレビ朝日・東映AG・東映>

 キョウリュウジャー、ついに完全復活―。人気特撮シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」の10周年を記念して、2月に放送を終えたばかりの「王様戦隊キングオージャー」とコラボした映画「キングオージャーVSキョウリュウジャー」が4月26日に公開される。コラボはキングオージャーのテレビシリーズに続いて2度目。テレビ版では姿が見られなかった竜星涼(桐生ダイゴ/キョウリュウレッド)や飯豊まりえ(弥生・ウルシェード/キョウリュウバイオレット)も加わり、主要キャストが勢ぞろいした。

 メガホンを取ったのは、キョウリュウジャーのメイン監督を務めていた坂本浩一だ。アクションの専門家として長年、特撮に関わってきた坂本が「監督人生で一番楽しい時間を過ごした」というキョウリュウジャーの仲間たちとの再会、そして最新技術を駆使したキングオージャーの現場で感じた「特撮の今とこれから」を語った。

 【さかもと・こういち】1970年生まれ、東京都出身。国内でアクションを学んだ後、米国で海外版スーパー戦隊「パワーレンジャー」シリーズなどの制作に携わった。日本での主な監督作品は「仮面ライダーフォーゼ」「獣電戦隊キョウリュウジャー...

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