若桜鉄道とOJICO コラボTシャツ完成 車両をプリント、先行販売

 若桜町の若桜鉄道と、ユニークなデザインのアパレルなどを展開するブランドのOJICOとのコラボレーションTシャツが完成し、5日に若桜駅で開かれた同鉄道のこどもの日イベントで先行販売された。全国の鉄道会社とのコラボレーションが多い同社だが、第三セクター鉄道とは初めて。

 コラボレーションは同社の広報担当者が八頭高出身で「地方鉄道を応援したい」との思いもあって実現した。Tシャツの前面には若桜駅構内で可動状態で保存されている蒸気機関車(SL)のC12かディーゼル機関車(DL)のDD16、背面には12系客車がプリントされており、前後を並べると車両が連結したように見える。

 幅広いサイズ展開で親子でのペアルックも楽しめるほか、仲間同士で前後を合わせて並ぶと、同鉄道が2015年に実施したSL走行社会実験でのC12とDD16、12系客車をつないだ走行の編成も再現できる。色はC12がグレージュ、DD16がネイビー。

 鉄道が好きという兵庫県西宮市の米谷倖太朗ちゃん(2)は早速、DD16がプリントされたTシャツを着用して満足げな様子だった。母親の雅子さん(31)は「色もデザインもかっこいい。手触りもよくて長く着られそう」と喜んだ。

 コラボTシャツは、6月12~17日に丸由百貨店でも販売される。OJICOの公式オンラインショップや鉄道イベントなどでも販売予定。

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