南太平洋の核実験、「真実」を次世代に伝える

「語らぬ」タブーに挑む、「境界から」(13)仏領ポリネシア

  •  モーレア島の海辺で子どもたちに核実験の歴史を伝えるプアライ。フランス語でなく土着のタヒチ語で語りかける=2023年11月(撮影・マネア・ファビッシュ、共同)
  •  「あふれる愛」との言葉が掲げられた教会に立つプアライ。貝の首飾りには「傷ついた心を癒やす力」の意味がある=2023年11月、モーレア島(撮影・マネア・ファビッシュ、共同)
  •  仏領ポリネシア・モーレア島

 朝日に輝く大海原に面した丸太のベンチに、子どもたちを座らせて問いかけた。「あの先で何が起こったか知ってるかい?」。南太平洋に浮かぶフランス領ポリネシアのモーレア島。首をかしげる少年に、テファエアライ...

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