元書店員、「聖地」で挑戦 18日、定有堂ビルに古書店開店 人と本つなぐ空間に

  • 開店に向け準備を進める高木さん=鳥取市元町、定有堂ビル

 鳥取市元町の定有堂ビル2階に18日、古書店「SHEEPSHEEP BOOKS(シープシープブックス)」がオープンする。今井書店でエリアマネジャーなどの経歴を持つ高木善祥(たかきよしなが)さん(50)=同市元町=が店主を務め、自身の蔵書を中心に文芸、人文、音楽、写真、山陰地方など多彩な約1500冊で“人と本をつなぐ”空間のスタートを切る。

 同ビル1階には、全国の本好きに惜しまれながら昨年4月に閉店した書店「定有堂」があった。高木さんは定有堂近くの初音通り沿いで育ち、「自分はどういう本が好きなのか気付かせてくれたのが定有堂」と読書愛を養ってきた。大学卒業後は今井書店に入社。各店舗の店長や倉吉地区ではエリアマネジャーも務めた。

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