鳥取東部の製造業を中心とした企業による「モノフェス」が13日、鋼材加工などを手がける清水(鳥取市古海)で開かれた。消防車メーカーや段ボール製造など計7社が参加し、来場者は各社の技術力や持続可能な開発目標(SDGs)に関する取り組みを遊びながら学んだ。
子どもたちに物作りへの興味を持ってもらおうと、同社が中心となって昨年から開催。全4部制で、家族連れなど約600人が訪れた。
段ボールで作った巨大迷路や5連射式の段ボール銃の射的コーナー、ブリキ板を加工機で曲げながら立体的に仕上げる体験コーナーなどが登場。友達と訪れた小学3年の西山りこさん(8)は「迷路で迷ってしまったけど楽しかった」と笑顔を見せた。
同社の清水昭生社長は「体験を通して、達成感や物を大切に扱う心を育む機会となれば」と話した。