大阪24区予算拝見

 大阪市24区がそれぞれ力を入れて取り組む新年度事業を順次紹介する。

城東区 乳幼児発達支援事業

2017年4月8日

「心理相談員」を増員

相談内容について意見交換する心理相談員の2人

 子育て世代が増加傾向の城東区は、発達障害児と養育者を対象にした相談体制を強化するため、専門職の「心理相談員」を増員し、大阪市24区で初めて2人体制を整えた。保育施設との連携にも注力するほか、養育者らをグループ単位で支援することにも着手する。

 臨床心理士といった資格を持つ心理相談員は各区1人ずつ配置されてきたが、城東区の乳幼児数は24区のうち2番目に多い。人口に比例して発達障害児も多いとみられる。相談件数が年々増える中、増員に向けて区長裁量の経費を見直し、550万7千円を計上して実現させた。

 相談員は、乳幼児健診や個別相談を通して、医療機関の受診や支援施設につなぐのをはじめ、保育施設と連携。発達障害のある通園児が過ごしやすい環境づくりを助言する。

 また、複数の養育者らを集め、日常の接し方や支援施設の取り組みを紹介するグループ支援を導入する。

 区保健福祉課の高山岩男課長代理は「細やかで継続的な支援につなげていきたい」と意欲を示している。