2016年11月7日

復旧工事へ測量開始 倉吉未来中心

 鳥取県は6日、県中部で最大震度6弱を観測した地震で被災した複合文化施設「倉吉未来中心」の復旧工事のための測量を開始した。損傷しているアトリウムの柱の基礎などを専門業者がレーザーを当てて測る方式で慎重に行った。県によると測量は7日まで行い、結果を踏まえ改修工事の方針を決める。

 アトリウムは高さ41メートル。屋根を支える柱7本のうち5本の基礎部分に亀裂が入っているほか、はりの部分も曲がっている箇所がある。測量はアトリウム全体のゆがみを調べるためで、この日は3本の柱を中心に測った。

 7日までの2日間で測量を終わらせ、そのデータと当初の設計図などを照らし合わせてずれやゆがみを調べ、全容を把握する。9日には設計、施工業者、県とで工事の方針の検討を始める。

 県によると、部材の交換が必要となると、アトリウム内に機材の搬入が難しく、大規模工事にならざるを得なくなるという。

 県総務部の宮脇儀裕参事監は「安全安心な建物を提供できるよう、速やかに補強工事に取り組み、1日も早い開館を目指したい」と話した。(吉浦雅子)