2017年4月19日

鳥取県5位に後退 女性のストレスオフ県

 民間調査会社が全国の女性を対象に実施した「ストレスオフ県ランキング2017」が18日発表され、16年ランキングで1位だった鳥取県は5位に後退した。仕事上での人間関係などでは良好だった半面、子どもの教育費や生活費、自分や家族の病気・けが、介護などでストレスが高まっているようだ。今年の1位は愛媛県。2位は島根県、3位は徳島県だった。

 メディプラス研究所(東京都)が、全国20~60代の女性約7万人を対象にインターネット上で調査(2回)を実施。厚生労働省のストレスチェック制度に基づいて数値化した指標でランキングした。

 鳥取県は「高ストレス者」の割合が13・9%から15・0%に上昇し、「低ストレス者」の割合が15・1%から13・1%に減少。同研究所は「ストレス状態が進んでいるが、昨年の数値が高かったこともあり、全国的に見ると高い順位を維持している」と分析した。

 一方、「仕事と家庭の両立」や「自分の生活ペース」「社会生活」の分野では、前回に続いて子育て環境の充実や仕事での人間関係などで「人と人とのつながりが良好」と感じている人が多い。

 同研究所の担当者は「鳥取県は昨年から今年にかけて自然災害があったが、それでも上位なのは人間関係がより密になったからではないか」と話した。

 「女性のストレスオフ日本一」を掲げて女性活躍推進に力を入れる鳥取県の平井伸治知事は「悪い指標は改善し、良いところは伸ばして女性が住みやすい古里に発展させる」と話した。(岡野耕次)