2017年6月16日

団地スーパー移転開店 食堂や交流スペース新設

 鳥取県内最大規模の住宅団地、永江団地(米子市)で住民がボランティア運営する小型スーパー「支え愛の店ながえ」が15日、団地中心部の小売店跡に移転オープンした。交流スペースや食堂を新設し、高齢者サロンや子どもの見守りなど福祉機能を拡充した。

 同店は地区内の小売店撤退を受け、永江地区自治連合会が2013年にオープン。手狭になったため、日本財団から300万円の助成を受け、移転整備を進めていた。

 新店は約80平方メートルで、従来の約2・3倍に拡大。地域包括支援センターと連携して認知症予防講座や健康づくり体操教室などを開くほか、子どもが気軽に立ち寄れる場所としても活用する。

 オープン式典には約100人が出席し、米子市の伊木隆司市長が「多世代が共存できるまちづくりのモデルケースにしたい」とあいさつ。同自治連合会の松井克英会長(75)らがテープカットでオープンを祝った。

 買い物に来た近くの主婦、末永淳子さん(72)は「近くに店があると安心感がある」と喜んだ。

 松井会長は「幅広い世代が安心して住める地域をつくり、若い世代の定着を目指す。子ども食堂や親子で楽しむコンサートも開きたい」と話している。(岡宏由紀)