2017年9月8日

フィギュア観光拠点に 旧明倫小円形校舎

 フィギュアミュージアムとして活用される旧明倫小円形校舎(鳥取県倉吉市鍛冶町1丁目)の改修工事を前に7日、現地で安全祈願祭があった。運営する民間会社「円形劇場」(稲嶋正彦社長)の関係者らが出席。工事中の安全を祈り、新たな観光拠点の誕生に期待した。

 円形校舎は鉄骨コンクリート造り4階建てで、延べ床面積約1500平方メートル。現存する円形校舎では国内で最も古い。昨年7月1日付で、管理していた市から同社に無償譲渡された。

 改修工事は来年2月末までの予定。経産省の「地域・まちなか商業活性化支援(中心市街地再興戦略)事業」補助金1億円を含む総事業費約3億円をかけて建物の耐震補強のほか、らせん階段周辺の補強、内外観の改装などを実施する。

 教室などに使われていた1、2階の部屋は展示スペースとし、協力企業のフィギュアなど約1万点を並べる。3階はプラモデルなどの体験コーナーにする。新たにエレベーターも設ける。

 施設は「円形劇場 くらよしフィギュアミュージアム」として来年4月の開館を予定。初年度は11万6千人の入場者を目指す。稲嶋社長は「歴史ある建物を新たな文化の拠点として活用したい」と話した。(前田雅博)