2017年10月4日

妖怪神社に「輝太郎」奉納 柿生産者ら好調販売祈る

 「ゲゲゲの鬼太郎」にあやかって命名された鳥取県オリジナル品種の甘柿「輝太郎(きたろう)」が3日、水木しげるロードにある妖怪神社(鳥取県境港市大正町)に奉納され、生産者らが好調な販売や県内外での認知度向上を願った。

 輝太郎は県園芸試験場が開発し、2010年に品種登録。平均300グラムの大玉で糖度が18度近くある上、9月出荷の甘柿は全国的に少なく、高値で取引されるという。

 奉納は3年目。生産者やJA全農とっとり、JA鳥取西部の関係者があいさつし、輝太郎8個入り2箱を神社に納めた。その後、観光客らに試食を提供し、50個をプレゼントした。

 JA鳥取西部別所選果場の樋口洋場長(74)は「天候に恵まれ、大きくて甘い柿ができた。多くの人に食べてもらい、おいしさを広めてほしい」と話した。

 JA全農とっとりによると、今年は県西部を中心に16・2ヘクタール(前年比10%増)で栽培。中四国や京阪神などに53・5トン(同95%増)を出荷し、販売額3290万円(同93%増)を見込んでいる。(井川朋子)