2018年2月3日

奈良原一高氏の「肖像の風景」公開 島根県立美術館

 島根県立美術館(松江市袖師町)で、日本を代表する写真家奈良原一高氏から寄贈を受けた「肖像の風景」シリーズの作品が公開されている。1985年の東京での個展以来、33年ぶりの公開となる。5月7日まで。

 同シリーズは奈良原氏が82~84年に雑誌のグラビア連載用に各界のリーダー30人を撮影した作品。同美術館はオリジナルプリントの124種161点を17年3月に受贈した。

 このうち、パリ日本人会の小島亮一会長を撮影した作品は、妻を亡くした同氏の悲しみを後ろ姿や壊れたベンチなどに投影して表現。ファッションデザイナー森英恵氏の写真には85年当時の活気ある日本の空気感まで写し込んだ。

 2月4日、3月24日、4月22日のいずれも午後2時から、担当学芸員による作品解説がある。