2018年2月6日

鳥取、倉吉、境港30センチ超 今冬初大雪警報

 強い冬型の気圧配置の影響で、山陰地方は4日深夜から5日にかけて今季初の大雪警報が発令され、海沿いを中心に雪が降った。平野部で30センチを超える積雪を観測し、鳥取県内4市のうち鳥取、米子、境港3市は今季一番の大雪となった。路面の凍結による事故や休校が相次ぎ、公共交通機関にも乱れが出た。7日まで断続的に雪が降る見通しだ。

 鳥取地方気象台によると、中国大陸から吹き込む風が日本海上で合流する「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」が大量の雪雲を起こし、5日朝までの最深積雪量は平野部で鳥取市32センチ、米子市25センチ、倉吉市31センチ、境港市34センチを記録。昼すぎに大雪警報が解除され、午後5時現在の積雪量は4市19~28センチとなった。

 強い寒気が流れ込んだ影響で冷え込みも厳しく、午後5時までの最低気温は智頭町と日南町茶屋で氷点下6・4度、米子市で同2・8度、鳥取市で同2・1度などとなり、県内全10観測地点で氷点下を記録した。

 県のまとめでは、米子市漁協の1トン船1隻が雪の重みで沈没したほか、境港市の製造業が積雪のため従業員の駐車場を確保できず、休業した。午後2時現在で人や住宅、農産物などへの被害は確認されていない。

 県教委によると、公立の小中学校8校と県立高校9校、県立特別支援学校3校が臨時休校した。県警のまとめでは、5日午後5時までの24時間に77件のスリップ事故が起きた。

 JR米子支社によると、特急5本を含む計19本が運休・部分運休となり、1100人に影響が出た。空の便も乱れ、鳥取、米子両空港と羽田を結ぶ計6便が欠航した。

 同気象台によると、6日午後6時まで24時間に予想される降雪量は平野部で15センチ、山間部で25センチ。JPCZは7日に再び南下して県内を覆い、本格的な雪となる可能性がある。同日の鳥取市の最低気温は氷点下4度と予想され、交通障害や水道管の凍結に注意が必要としている。

(田村彰彦)

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