2018年2月9日

新規就業者呼び込め 大阪で「森林の仕事ガイダンス」

 林業の魅力を自治体や作業の担い手がPRする「森林(もり)の仕事ガイダンス」(全国森林組合連合会主催)が大阪市中央区大手前1丁目のOMMビルで開かれた。鳥取県東部森林組合の作業士らが仕事のやりがいを語り、主催者は「100年先の未来につながる仕事」とアピールした。

 担い手不足が課題の業界に新規就業者を呼び込もうと、都市圏を巡回する企画。戦後植えた人工林が本格的な利用期を迎え、切り出すための人材育成が課題となる中、林野庁も新たに人を確保、育成する「緑の雇用」事業を進めている。

 枝打ちや間伐などをしている作業士らが登壇し、鳥取県東部森林組合に所属する栗田亮さん、戸田竜太郎さんは「整備された山を見ると達成感がある」と仕事の魅力を伝えた。

 転職を考えているという大阪府富田林市の事務職の女性は「登山が趣味で森に憧れがある。体力面は不安だが女性も働いていると聞いて興味はある」と話した。

 同連合会によると、日本の国土の7割は森林で、うち4割の約1029万ヘクタールは人工林。手入れが必要な一方、林業従事者は2010年までの30年間で約3分の1の5万1千人に減少している。