2018年10月2日

雨滝や人物精巧に描く 鳥取で福田さん油絵展

 鳥取市国府町出身で鳥取県美術家協会員の福田典高さん(78)の油絵展が、同市丸山町のギャラリー330で開かれている。雨滝や人物など精巧に描かれた26点が並び、鑑賞者を魅了している。8日まで。

 福田さんは2002年に東京から帰郷し、母校の旧校舎を活用した「アトリエ小学校」で絵画教室を開くなど精力的に創作活動を展開している。

 淡い色の花越しに滝から水しぶきの音が今にも聞こえてきそうな「うつぎ咲く雨滝」、こけむした静寂な森に清涼感あふれる「極楽浄水」などの大作は圧巻。「子守り姉妹」は、幼い妹を背負った姉の純真なまなざしと背景に広がる土壁のひび割れが情緒を醸す。

 福田さんは「地球の毛細血管のような自然界の美しさやつながりを感じてほしい」と話した。