かずらランプシェード展

かずらランプシェード展

 新温泉町春来地区の住民でつくる「春来ひばりの会」(田中重義代表)の「かずらランプシェード展」が、木の殿堂(香美町村岡区和池)で開かれている。カズラを組み上げた外枠に和紙などを貼って仕上げた作品約30点を展示。点灯すると、やわらかな光が広がり、来場者の心を和ませている。
 同会のメンバーは5人。豊岡市竹野町や鳥取県倉吉市などに視察に赴いて作り方を学び、2021年から公民館活動としてランプシェードづくりに本格的に取り組んでいる。
 毎年、晩秋から冬にかけて近くの山でカズラを採取。しっかりと乾燥させた後、カズラの自然の形を生かして外枠を組み上げ、防腐・防虫処理するまでの下準備に数カ月を要するという。
 和紙などの色合わせも大切な作業。試行錯誤しながら1日かけて決め、型をとって貼り、やっと出来上がる。これまでの作品数は計70点以上。完成品に電気を入れたときの感動と達成感が、新たな創作意欲につながっている。

会場 木の殿堂
住所 兵庫県美方郡香美町村岡区和池951
開場・開演 5月12日まで
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