女性職員の更衣室新設 大山消防署の改修完了

 大山消防署(大山町末吉)の大規模改修工事が完了し、現地で竣工(しゅんこう)式が行われた。女性職員が働きやすいよう、女性専用の更衣室や浴室、仮眠室が新たに導入された。

 同署は米子消防署大山出張所として1976年に開所。建築から約50年が経過し老朽化が進んでいた。設備の充実を図るため約2億8千万円かけて改修した。

 新庁舎は2階建てで、延べ床面積は648平方メートル。出動時に必要な備品を保管する装備室や、新型コロナなど感染症対策やプライベート空間確保の観点で個室の仮眠室も設けた。

 式には関係者ら約20人が出席。鳥取県西部広域行政管理組合管理者の伊木隆司米子市長は「人々の期待に応えるべく、防災の要として地域の安全に役立てていきたい」とあいさつし、関係者がテープカットで工事の完了を祝った。

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