大山の恵みを受けた食品などを集めた「とっとり大山ブランド食品博」が12日、米子市角盤町1丁目のJU米子高島屋で始まった。地元の飲食店や企業が地域の食材を使って製造したスイーツや加工品を目当てに、大勢の来場者が詰めかけた。18日まで。
大山圏域の事業所などでつくる大山ブランド会(杉原弘一郎会長)が2年ぶりに実施。初出店を含む17事業所が参加した。
鳥取県西部以外の参加もあり、鳥取市の「とっとりからあげ こてつ家」は大山どりの唐揚げを販売。伯耆町の田村商店は、地元産のコメや大豆を使ったしょうゆや塩こうじなどを店頭に並べ、訪れた人に使い方などを紹介していた。
星空舞の米粉を使ったスイーツなど、会員同士のコラボ商品もあり、試食や実演販売が行われた。
同会の副会長で米粉を使ったカステラなどを販売した岩崎米穀の岩崎稔社長は「会員同士がつながりながら、一緒に地域の誇りである大山の魅力を発信できれば」と話した。