秋の全国交通安全運動期間中の25日、郡家署は八頭町富枝の八東小で交通安全教室を開き、全国大会で好成績を収めた同校の自転車クラブ(10人)に「自転車ヘルメット着用推進リーダー」を委嘱した。部員たちは近くの店舗で街頭広報を行い、買い物客に交通ルールの徹底を呼びかけた。
同校の自転車クラブは今年8月に東京で行われた自転車の安全走行の技術を競う「第55回交通安全子供自転車全国大会」に出場し、団体の部で5位入賞を果たした。
委嘱式では、同署の小西賢吾署長が「皆さんの周りから一件でも交通事故を減らして」とあいさつし、同クラブ主将の城光寺彩乃さん(11)=6年生=に委嘱状を手渡した。併せて、同校も「交通マナーアップ推進サポーター」に委嘱された。
その後、部員たちは近くのスーパーで買い物客に対して広報活動を行った。副主将の中田志和君(11)=5年生=は、「家族や地域の人にヘルメットをするよう呼びかけていきたい」と話した。