塩見さんが挑戦権を獲得 鳥取県アマ将棋名人戦挑戦者決定大会

 第51期鳥取県アマ将棋名人戦挑戦者決定大会(日本将棋連盟鳥取支部、新日本海新聞社主催)が1日、鳥取市富安2丁目の日本海新聞ビル5階ホールで開かれ、第43期名人で米子市東福原8丁目の会社員、塩見晴義さん(31)が優勝し、挑戦権を獲得した。名人位を懸けて現名人の橋崎卓万さん(24)=湯梨浜町田後=との決勝3番勝負に挑む。塩見さんと橋崎さんの頂上決戦は昨年に続き3度目。

 小学生から一般まで愛好者25人が出場した。決勝は塩見さんと、小学生で初めての決勝戦進出となった矢間輝(ひかる)君(11)=米子市、成実小6年=による対戦。角換わりで始まり、定跡どおりに進み、研究量が上回った塩見さんが優勢を拡大してそのまま押し切った。

 塩見さんは「矢間君は幼稚園の時から知っており、決勝戦で戦うほど実力をつけ勝ち上がってきてくれて感慨深い。橋崎さんとはお互い手の内を知り尽くした仲。しっかり準備して体調を整え挑みたい」と名人位奪還に向けて意気込んだ。

 県アマ将棋名人戦3番勝負は12月10日に倉吉市上井町1丁目の日本海新聞中部本社ホールで行われる予定。

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