京都フィルハーモニー室内合奏団プレミアムコンサートが6日夜、境港市民交流センターで開かれた。スペシャルゲストに米子市出身のソプラノ歌手、佐田山千恵さんを迎え、数々の名曲を披露。美しく伸びやかな歌声と合奏団のハーモニーが約750人の観客を魅了した。
佐田山さんは藤原歌劇団員として歌劇「トスカ」で主役を務めるなど国内外で活躍している。京フィルとの3度目の共演となった今回のコンサートでは「歌に生き愛に生き」「落葉松(からまつ)」「ふるさと」などを熱唱した。
公演後、佐田山さんは「地元・鳥取県の皆さんの前で歌えることに感謝の気持ちでいっぱい。これからも楽しんでもらえるよう歌い続けたい」と万感の思いを語った。コンサートの収益金の一部は、ロータリークラブを通してポリオ根絶活動に役立てられた。