境港市上道町の放課後等デイサービスグーニーズUPで津軽三味線奏者の雅勝さんのライブがあり、迫力ある演奏が子どもたちを魅了した。
雅勝さんは祖父の影響で津軽三味線を始め、2014年に世界三大音楽院の一つモスクワ音楽院でリサイタルを開催。和楽器とバイオリンが融合したバンド「竜馬四重奏」のメンバーとしても活動している。
ライブは子どもたちに音楽の楽しさを知ってもらおうとグーニーズ(河野誠二代表)が企画。雅勝さんは「津軽じょんから節」やオリジナル曲「VIVA! NIPPON」をはじめ、子どもたちになじみのある「ドラえもんのうた」など6曲を披露した。
子どもや保護者ら約40人が曲に合わせて手拍子を打ったり、合いの手を入れたりして聴き入った。上道小5年の品川凌河君(10)は「きれいな音色だった」と満喫。境小5年の山田琉偉斗君(10)は「三味線をたたいて音を出しているところがすごいと思った」と話した。