4年経て歓迎準備万端 米子-ソウル便きょう再開

 エアソウルの米子-ソウル便の定期運航が25日に再開される。2019年10月の運航休止から約4年、山陰地方に再び国際定期便の灯がともり、経済・人的交流・観光などへの効果の広がりが期待される。運航再開を前日に控えた24日、境港市の米子鬼太郎空港では、初便の到着を歓迎する記念式典の準備などが進められた。

 初便は韓国・仁川国際空港を午後1時20分に出発、米子鬼太郎空港には同2時50分に到着予定。折り返しは同3時50分米子発、同5時40分仁川着となる。韓国側からはエアソウルの趙鎮満(チョジンマン)社長も搭乗し、平井伸治鳥取県知事と面談。今後の連携などについて意見を交わす。

 米子鬼太郎空港では当日、運航再開を記念する式典があり、記念のテープカットなどが予定されている。24日には会場設営のため設置業者が舞台の準備やお祝いの看板を立てかける作業に追われ、本番に備えていた。

 米子-ソウル便は日、水、金曜の週3往復運航される。使用機材は195人乗りで、鳥取県への国際定期便の乗り入れは香港便と上海便が運休した2020年2月以来となる。

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