倉吉東高(倉吉市下田中町)で、鳥取県選管などによる選挙に関する出前講座が開かれた。1年生約200人が選挙の意義や投票率の現状を学び、模擬投票で実際の投票手順を体験した。
県選管の職員が資料や総務省製作の啓発アニメを使って講義。選挙はよりよい暮らしを実現するための第一歩だとし、「各媒体を活用して情報を集め、政治に関心を持ってほしい」と呼びかけた。
講義後、生徒らは選挙公報を見ながら各政党がどのような取り組みをしているかについて話し合い、模擬投票に挑戦。実際に使用される記載台や投票箱を活用して受け付けから投票まで一連の流れを体験し、政治参加の重要性を学んだ。
田辺湊太郎さん(16)は「今まであまり選挙について知識がなかったが、講座を受けて投票に行きたいと思った」と話した。