米子鬼太郎空港(境港市)と韓国・ソウルを結ぶ韓国の格安航空会社(LCC)エアソウルの定期便が4年ぶりに運航を再開し、1週間がたった。鳥取県内の観光地には韓国からの観光客が訪れ、関係者は効果を実感。ただコロナ禍でインバウンド(訪日客)が途絶えた4年間のブランクがあり、言語の対応など改善点も浮かび上がっている。
米子-ソウル便は10月25日、週3往復で定期運航を再開。エアソウル米子支店によると、最初の1週間は1048人(うち韓国人688人)が利用し、搭乗率は85・9%と好調に推移している。予約率は30日現在、11月が約87%、12月が約50%。11月は日本側の団体需要が好調で、12月はカニと温泉を目的とする韓国側の需要が伸びる見込みという。