夢が丘から地域へ提言 中学生寄稿のパネル展 八田コミセン

 新温泉町千谷の八田コミュニティセンターで、夢が丘中(同町細田)の生徒が本紙に寄稿した記事をまとめたパネル展「夢が丘からの眺望」(同町教委主催、新日本海新聞社後援)が開かれている。同町の魅力発信や地域課題を解決する提言など、中学生目線でまとめた記事のパネル33点が並び、来場者が熱心に見入っている。26日まで。

 同校では、授業の一環として生徒が地域の現状を調査し、よりよい未来の実現に向けた方策を検討。2022年6月から月2回のペースで本紙但馬版に寄稿し、学びの成果を読者に伝えている。

 提言は、町への移住者を増やすために引っ越し代の半額補助、湯村温泉の空き家を活用したペットと宿泊できる施設の整備など、中学生ならではの柔軟な発想となっている。生徒が今年3月、西村銀三町長らに提出した提案書なども展示している。

 会場を訪れた西脇進さん(78)=同町千谷=は「中学生が地域のことをしっかりと考えていて頼もしい。魅力的な発想が多くあった」と感心していた。

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