「宇宙実証空間」が好調 「ルナテラス」開設から4カ月 地域産業化、企業誘致に期待

  • 小学生を対象に開かれた体験イベントで月面探査機「ローバー」をパソコンで操縦する参加者ら=4日、鳥取市浜坂のルナテラス

 鳥取市浜坂の鳥取大乾燥地研究センター内に鳥取県が整備した鳥取砂丘月面実証フィールド「ルナテラス」の開設から4カ月が過ぎた。月面と同様のきめ細かな砂粒と起伏に富む地形が特長の大規模な実証空間として、全国の宇宙開発の関係者から予約が相次ぐ盛況ぶりだ。同施設を拠点として、宇宙開発企業の県内誘致や宇宙関連事業の地域産業化を押し進める。

 ルナテラスは、月面を模した日本初の屋外実証フィールド。最大傾斜20度の斜面があり、「自由設計ゾーン」では、さまざまな地形を再現した実験ができる。建設業の先端技術導入などに活用するフィールドと合わせた広さは1ヘクタールに上る。

 7月の開設後、ブリヂストン(東京都)が月面探査車両(ローバー)のタイヤ開発に関する実験をしたほか、大学の教授グループが砂丘を火星に見立てて、空中を舞う“ちり”の飛散条件などを検証。大学生グループは、ローバーの性能を競う学生世界大会に向けた試験走行に活用した。

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