冬を彩る100万球 花回廊イルミネーション

 国内最大級のフラワーパークとっとり花回廊(鳥取県南部町)で10日、100万球の発光ダイオード(LED)で園内を彩る「フラワーイルミネーション」が開幕し、展望回廊内8万平方メートルが色鮮やかな光で包まれた。

 100万球規模のイルミネーションは今年で10年目。県内の冬の一大観光イベントとして定着している。

 今年のテーマは「Memory~自然と光のハーモニー~」。約300個のランタンが浮かぶフラワードームをはじめ、園内には花と光が共演する幻想的な世界が広がる。

 西館テラスでは、米子高専生が手がけた高さ約10メートルのアイアンツリーが来園者をお出迎え。音声認識で光の色や動きが変化し、全11種の輝きを楽しめる。制作メンバーの松田彩さん(20)=電気情報工学科5年=は「AIを導入した五感で楽しむイルミネーションを目で見て、色を変えて楽しんでほしい」と話した。

 イルミネーションは来年1月8日まで。点灯時間は午後5時半~9時(最終入園8時半)。

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