高校球児が野球教室 小中学生ら160人参加

 高校球児が小中学生らに野球を指導する取り組みが12日、境港市上道町の境高体育館であり、児童生徒らが楽しみながら野球の魅力を体感した。

 野球人口が減少する中、子どもたちに野球の魅力を知って継続してもらおうと、境港を野球で盛り上げる会(岩本和貴代表)が2018年から開催。5回目の今年は境高と境港総合技術高(同市竹内町)の硬式野球部員約30人が、市内の年長園児から中学生まで約160人を指導した。

 小中学生らと高校生はキャッチボールをした後、ポジションごとに分かれて練習し、高校生がボールの捕り方や投げ方を指導。テニスボールを使ったティーバッティングでは、小学生が鋭い当たりを披露すると歓声が上がった。

 渡小5年の小林謙太君(11)は「高校生みたいに野球がうまくなりたい。投げ方を教えてもらったので試合に生かしたい」と笑顔。境高の松尾希来主将(16)=2年=は「野球を続けてもらいたいという思いで丁寧に教えた」と話した。

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