境港市の境港と韓国・東海(トンヘ)を結ぶ定期フェリー航路について、韓国の船会社トゥウォン商船が免許取得を申請したことが明らかになった24日、鳥取県西部の関係者から期待の声が上がった。県西部では昨年10月に米子鬼太郎空港のソウル便が定期運航を再開したばかりで、フェリーが就航すれば日韓交流を支える空と海の道がそろう。
境港と東海、ロシア・ウラジオストク間に2019年まで就航していた環日本海定期貨客船に対し、鳥取県と中海・宍道湖・大山圏域市長会の補助金を財源に運航経費を助成していた環日本海経済活動促進協議会の足立統一郎会長は「待望の航路の復活。平井伸治知事が訪韓するなど地道な努力が実った」と喜んだ。