本年度創設 日本海新聞NIE表彰 船上小が初受賞 学校新聞10年連続発行など評価

 新日本海新聞社の「NIE」(教育に新聞を)活動に取り組む学校や個人、教育団体などを顕彰する日本海新聞NIE表彰の表彰式が4日、琴浦町のまなびタウンとうはくで開かれ、開校以来10年連続で本紙に学校新聞を掲載している船上小(同町)が受賞した。同表彰は本年度から創設され、鳥取県内では初の受賞となる。

 同校は、毎年開催の「日本海新聞・児童生徒新聞感想文コンクール」で、入賞や優秀学校賞を数多く受賞している。ほかにも、本紙を活用した全校NIE参観日の開催や、児童らによる本紙「読者のひろば面」への寄稿など積極的な活動を展開。特に、学校新聞は開校から10年続けて発行しており、こうした活動が高く評価された。

 表彰式で、同社中部本社の小谷和之総局長が「児童の『読む力』を養う教育に新聞を活用していただき感謝します」とNIE活動をたたえ、久米康校長に賞状を手渡した。久米校長は「長年のNIE活動の力が結実したことを評価していただき、ありがとうございます」と謝意を述べた。

 同席した町教委の河原裕司同教育長は「町として、ふるさと教育に力を入れている。地域の情報は日本海新聞に載っており、今後も新聞を取り入れた教育を行いたい」と話した。

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