Uターンの魅力先輩が呼びかけ 町出身の学生らオンライン同窓会

 三朝町役場などで、同町出身の大学生や専門学校生を対象にオンラインでつなぐ「若者同窓会」が開かれた。町役場や三朝中に勤務する先輩らが就職先を決めるポイントや仕事の魅力などを語り、学生らに卒業後のUターンを呼びかけた。

 同窓会は、就職活動を控える同町出身の学生らに町内で働く先輩の生の声を届け、卒業後の進路選択の参考にしてもらおうと町が初めて実施。学生らに町の情報を発信する「ふるさとレター」の登録者に対して参加を募り、18~22歳の6人が参加した。

 同窓会では、学生らの恩師や先輩がゲストで登場。三朝中教諭の松原国喜さん(27)は、教員を目指して大学院まで県外で過ごした後、Uターンしたといい「目標を持ち、学生のうちにやりたいことを全力でやるべきだ」と助言した。

 同窓会は学生の休暇時期などに合わせ、今後も開く予定。町企画健康課の米田亮平さん(27)は「町内のさまざまな職種の先輩をゲストに迎え、学生からも質問を受けるなど双方向の取り組みができれば。オンラインなので気軽に参加してもらい、Uターン促進につなげたい」と力を込めた。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事